行政書士試験:憲法の出題傾向を調査

 

 行政書士試験の憲法の学習はどういった出題がされるでしょうか。正確に出題範囲を捉え、最近の出題傾向を掴むことができれば、日頃の学習を効果的に行うことが出kるでしょうそこで、過去5年の行政書士試験の憲法の出題内容について調査しました。

 ところで、憲法の分類はWikipediaによると「人権規定」、「統治規定」、「憲法保証」の3つに分類されるようです。

日本国憲法の本文は、11章103条からなる。大別して、人権規定、統治規定、憲法保障の三つからなる。
人権規定とは、国民の権利などを定めた規定であり、主に「第3章 国民の権利及び義務」にまとめられている。
統治規定とは、国家の統治組織などを定めた規定であり、「第1章 天皇」「第4章 国会」「第5章 内閣」「第6章 司法」「第7章 財政」「第8章 地方自治」など多岐にわたる。
憲法保障とは、憲法秩序の存続や安定を保つことであり、そのための規定や制度としては、憲法の最高法規性が宣言され(98条)、公務員に憲法尊重擁護義務が課され(99条)、憲法改正の要件を定めて硬性憲法とする(96条)ほか、司法審査制(81条)や権力分立制なども挙げられる。

Wikipedia 日本国憲法 参照

 過去の出題実績を「人権規定」(第3章)を「人権」、「統治規定」(第1章、第4章、第5章、第6章、第7章、第8章)を「統治」、「憲法保証」(第9章、第10章)を「憲法保証」として分析していきます。

行政書士試験:憲法の5肢択一式問題の分析

憲法の5肢択一式問題について分析してみます。

下の図は、過去5年分の「憲法」の問題を分類別の出題実績になります。

「人権」と「統治」の分野が出題の中心ですが、更に人権の方が統治よりも出題の比重が大きいことが分かりました。「人権」と「統治」の学習はどちらも大切ですが、さらに優先順位をつけるのであれば、「人権」>「統治」であることは過去の出題実績から判断できます。

 

判例の学習がより重要になっている

 過去5年分の憲法を分析すると近年はより判例知識を求める問題が多くなっていることが分かりました。今までどおり人権は判例中心の出題、統治は条文中心の出題であるが、選択肢の1つとして条文の知識を求める出題がされているものもある。令和元年度の出題については問題文すべてに「判例に照らし」と統治の出題問題についても判例の知識を求める問題が出題されており、統治の出題は条文の知識と決めて学習にかかるのではなく、憲法で出題実績のある判例は網羅的に学習する必要があります。

 

多肢選択式の問題

 過去10年分の憲法の多肢選択式問題について調べたところ、すべて判例の穴埋めという形式でした。そのため今後も憲法の多肢選択式問題も判例の文中の穴埋めの問題が出題されると推定できます。

 ただし、平成22年度の出題は「清宮四郎「憲法I〔第3版〕」から出題され、判例からの出題ではなかったため、100%判例の出題と決めつけて掛かるのは危険です。

 

憲法で正解したい正解数は

 5肢択一式問題の出題の中心は「適切なものを選べ(若しくは適切でないものを選べ)」が中心です。過去5年分の問題を調査したところ、5問中1問は難しい問題形式がありますので「穴埋め」等あるような問題、「妥当なものは幾つあるか」を求める問題が出題されるので、5問中4問は正解は正解したいところです。

 多岐選択式問題については多岐選択式問題を解けるようになれれば、ある程度解けるようになるというのは概ねあっていると思うものの、油断は禁物です。1問につき4題中最低2題、目標3題を正解したいところです。

 

まとめ

 行政書士試験の憲法に関する出題をまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

 近年の出題傾向から判例の知識を求める出題が多いようです。多岐選択式問題も人権の判例に関する問題が多いことから、優先度で言うと「人権」>「統治」となりそうです。

 

 出題傾向を把握して効率的に学習しましょう。

 

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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