【Java】キーワード一覧と注意点について

 Java における「キーワード(keyword)」とは、Java 言語にあらかじめ予約されていて、変数名やメソッド名、クラス名などとして使えない単語のことです。これらは Java コンパイラによって特別な意味を持ち、プログラムの構文を構成するために使われます。


✅ Java のキーワード一覧(Java SE 21 時点)

以下は Java の予約語(キーワード)として定義されているものです。

java
abstract    continue    for           new          switch
assert      default     if            package      synchronized
boolean     do          goto*         private      this
break       double      implements    protected    throw
byte        else        import        public       throws
case        enum        instanceof    return       transient
catch       extends     int           short        try
char        final       interface     static       void
class       finally     long          strictfp     volatile
const*      float       native        super        while

🔸補足事項

  • gotoconst はキーワードとして予約されているが、Java では使われていません(将来の利用に備えて予約されている)。

  • enum は Java 5 以降で導入されたキーワードです。


✅ その他の関連用語(キーワードではないが注意が必要)

以下はキーワードではありませんが、Java API や言語仕様で特別な意味を持ちます(識別子として使用可能ですが非推奨)。

  • null(リテラル)

  • true / false(booleanリテラル)

  • var(Java 10以降のローカル変数型推論:予約語だが完全なキーワードではない)


✅ キーワードとして使えない例

java
int class = 10;   // エラー:「class」はキーワード
boolean if = true; // エラー:「if」もキーワード
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