boolean型は真偽の値(true 又は、false)が入るデータ型のことです
ここでは Java のboolean型の使い方について解説します。
●この記事で分かること
- Javaのboolean型の活用方法
boolean型は代表的はJavaのデータ型には、代表的な9つの型の一つです。
基本的な使い方について以下のページにまとめてあります。
・【Java】変数の宣言及び値のセットについてまとめました(基本のデータ型、配列)
boolean型の変数宣言及び初期値のセットの仕方
まず、データ型には、代表的な9つの型があります(byte,short,int,long,float,double,char,boolean,String)
変数を宣言する場合の書式は「boolean 変数名;」となります。
boolean型にtrueやfalse以外の値を入れようとすると例えば、次のようなエラーとなります。
boolean b = fals;
➡fals を変数に解決できません
boolean b = null;
➡型の不一致: null から boolean には変換できません
boolean b = 0;
➡型の不一致: int から boolean には変換できません
boolean型の変数宣言及び値がセット(※初期値の設定)するサンプルプログラムを見てみましょう。
public class Boolean { public static void main(String[] args) { boolean b = true; boolean b2 = false; System.out.println("変数b は " + b + " です"); System.out.println("変数b2 は " + b2 + " です"); } }
実行結果
変数b は true です。 変数b2 は false です。
上記の実行結果から、boolean型の変数にはtrueまたはfalseいずれかの値が入っていることが分かりました。
boolean型の具体的な活用方法
boolean型の変数にはtrueまたはfalseの値を扱うため、条件式を作成するのに役立てれます。
具体的には、if文やfor文やwhile文で合わせて活用したりできます。
if文でのboolean型の利用方法例
として値がセットするサンプルプログラムとして、次のようになります。
public class Booleanandif { public static void main(String[] args) { int 年齢 = 31; boolean 年齢30以上確認フラグ = false; if (年齢 >= 30) { 年齢30以上確認フラグ = true; }else { 年齢30以上確認フラグ = false; } if (年齢30以上確認フラグ) { System.out.println("年齢は30歳以上です"); }else { System.out.println("年齢は30歳未満です"); } } }
実行結果
年齢は30歳以上です
if文での条件がtrueであれば、boolean型の変数の値をtrueとし、falseであれば、boolean型の変数の値もfalseとするといったような活用です。
上記サンプルプログラムであれば、if文のみ構成できますが、同じような条件を使うようなパターンや、条件式が複雑になるのであれば、boolean型を使用するとソースコードが見やすくなるといった利点があります。
特に今回の変数名「年齢30以上確認フラグ」を命名しました。一見で30歳以上という条件の変数と分かりやすくできたと思っております。