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【Java】パッケージ宣言・インポート宣言・クラス宣言
パッケージ宣言について
・名前空間を提供する
・アクセス制御機能を提供する
・クラスの分類を可能にする
目的や機能ごとに整理しておくと、目的ごとに使いやすくなり、クラスの管理も容易になります。
package パッケージ名;
プログラムを作成する際には、「パッケージ宣言・インポート宣言・クラス宣言」を記述する必要があるが、記述の順序として「パッケージ宣言→インポート宣言→クラス宣言」の順序で記述する必要があります。
パッケージ宣言→インポート宣言→クラス宣言
サンプルコード:「SAMPLE .java」
package study_java; import java.util.HashMap; import java.util.Map; public class SAMPLE { |
「パッケージ宣言→インポート宣言→クラス宣言」の順で記述すると問題なく作成できます。
📝NG例 インポート宣言→パッケージ宣言 の場合
import java.util.HashMap; import java.util.Map; package study_java; public class SAMPLE { |
構文エラー
トークン “package” に構文エラーがあります。正しくは import です |
上記のように構文エラーとなり、プログラムが作成できません。
インポート宣言について
import パッケージ名.クラス名
記入例
import java.util.HashMap;
クラス名のところに * でまとめて import 宣言が可能になります
サンプルコード:「SAMPLE .java」
package study_java; import java.util.*; public class SAMPLE { |
クラス宣言について
アクセス修飾子 class クラス名 {
}
記入例
public class Sample {
}
クラス宣言の構成について
クラス宣言では以下の3つで構成されています。
・メソッド:処理をひとまとめにしたもの
・フィールド:クラスの中でデータの値を保管するもの
・コンストラクタ:クラスからインスタンスを作る時に実行される処理
アクセス修飾子について
簡単に説明するとアクセスの制限をコントロールするものです。アクセス修飾子には以下のようなものがあります。
public | すべてのクラスからアクセス可能 |
protected | 同じパッケージに属するか、継承しているサブクラスからのみアクセス可能 |
なし | 同じパッケージからのみアクセス可能 |
private | クラス内からのみアクセス可能 |
サンプルコード①:「SAMPLE .java」
package study_java; public class SAMPLE { |
すべてのクラスからアクセス可能のため、コンパイルエラーはなりません。
サンプルコード②:「SAMPLE .java」
package study_java; class SAMPLE { |
同じパッケージからのみアクセス可能のため、コンパイルエラーはなりません。
サンプルコード③:「SAMPLE .java」
package study_java; private class SAMPLE { |
クラス内からのみアクセス可能のため、上記ソースについてはエラーとなります。。
クラス SAMPLE の修飾子が正しくありません。public、abstract、および final のみが許可されています |
パッケージ宣言・インポート宣言・クラス宣言の動画
なかなか理解できないときはYoutube動画で学習するのも一つの手です。
Youtubeで公開されている動画についてまとめました。
パッケージ宣言・インポート宣言 動画
📝パッケージ宣言・インポート宣言 Youtube動画
【Java基礎講座 #19】パッケージ・アクセス修飾子 | イメージ図で簡単理解!パッケージとアクセス修飾子をマスターしよう! – YouTube
No.39 パッケージとインポート – YouTube
Java #17 クラスとパッケージをかるく理解しよう – YouTube
クラス宣言 動画
📝クラス宣言 Youtube動画
Javaプログラミングの「クラス」「メソッド」を元プログラマーがわかりやすく解説!【未経験エンジニア】【入門 #14】 – YouTube
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