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【Java】lengthメソッドについて
Javaのlengthメソッドを使用することで、要素の数を取得することと、文字列の長さを取得することができますが、配列または文字列などによって使い方が多少異なります。
今回は、Javaのlengthメソッドについてそれぞれ見ていきます。
●この記事で分かること
👉Javaのlengthメソッドの基本的な使い方について知ることができます。
👉配列型と文字列型でのそれぞれでの使い方について知ることができます
- String型変数.length();String型変数も文字列の長さを取得
- 配列型変数.length;格納されている要素数を数える
- 配列型変数[i].length();i番目の要素の文字列の長さを取得
【Java】lengthメソッドの使い方
lengthメソッドを利用する場合の書式は「変数.length();」となります。
「変数.length();」を利用することで以下のようなことができるようになります
- 要素の数を取得
- 文字列の長さを取得
それではどのような形で使用するのか以下のようにまとめました。
番号 | メソッド | 意味 |
① | String型変数.length(); | String型変数も文字列の長さを取得 |
② | 配列型変数.length; | 要素の数を取得 |
③ | 配列型変数[i].length(); | i番目の要素の文字列の長さを取得 |
①String型変数.length; String型変数も文字列の長さを取得
「String型変数.length();」で文字列の長さを使用することができます。
次のサンプルプログラムでは、、文字列の長さを取得できていることが分かります。
サンプルコード:「TestLength.java」
public class TestLength { public static void main(String[] args) { |
実行結果
5 |
上記のプログラムでは、「テストだよ」の文字列が5文字のため、「5」を返却しています。
②配列型変数.length; 要素の数を取得
「配列型変数.length();」で配列型変数の要素の数を取得することができます。
次のサンプルプログラムでは、、要素数を取得できていることが分かります。
サンプルコード:「TestLength2.java」
public class TestLength2 { public static void main(String[] args) { System.out.println(Lengthテスト.length); |
実行結果
3 |
上記のプログラムでは、「”あいうえ”,”おかきくけ”,”こさしすせそ”」の3つの要素を持つ配列であるため、「3」を返却しています。
③配列型変数[i].length(); i番目の要素の文字列の長さを取得
「配列型変数[i].length();」で配列型変数の要素の数を取得することができます。
サンプルコード:「TestLength2.java」
public class TestLength2 { public static void main(String[] args) { System.out.println(Lengthテスト[1].length()); |
実行結果
5 |
上記のプログラムでは、「”あいうえ”,”おかきくけ”,”こさしすせそ”」の1番目の要素である「”おかきくけ”」の文字数である「5」を返却しています。
補足:Listの要素数を返却する場合はsize();
動的配列とよばれるListを使用する場合も多くあると思います。
Listの要素数を取得する場合は「size();」を使用することで取得することができます。
詳細については以下の記事に記載してあります。
【Java】Listの使い方(put、get、size、isEmpty、removeなど)
・【Java】変数の宣言及び値のセットについてまとめました(基本のデータ型、配列)
【Java】インスタンスについてまとめました(生成方法や使用方法を紹介)
【Java】Listの使い方(put、get、size、isEmpty、removeなど)
【Java】Setの使い方(add、size、isEmpty、clearなど)
【Java】forについてまとめました(for文、break文、continue文など)