行政書士試験に判例集が必要なのか?あった方が良いが無くても合格は可能です

  今回は行政書士試験の学習に判例集は必要かについての記事となります。

 結論は無くても合格可能ですが、その理由を書いていきます。

 行政書士試験に必要な教材、おすすめの参考書など見ると、あれもこれもほんとに様々な教材が必要に思えてきます。

理想はネットで見かけるような教材をすべて完璧にマスターできれば、間違いなく合格できます。ただし、完璧にマスターするためには教材を1周するだけではできません。

そして、数多くの教材をこなすとなると、膨大な時間が掛かりますので、実際に学習しようとすると無理があります。とりあえずは購入できる!という経済力に余裕があれば便利なので、あったほうが良いです。

できるだけ費用を抑えて、合格したいと考えられている方に対して、行政書士試験の判例集は必要なのかという疑問に対し、行政書士試験に判例集を使用しなくても合格できた私が解説します。

判例集は行政書士試験の学習に必要なのか?

 行政書士試験の学習をする上では、無くても合格は可能です。

 行政書士試験の学習を進めていく上で判例集を用いた学習はは「五肢択一式問題」「多肢選択式問題」「記述式問題」のうち、得点を伸ばせる分野は判例の知識が必要となる「五肢択一式問題」そして判例の文章が出題される「多肢選択式問題」をより得点できるようにするツールです。

 それでは、5肢択一式問題と多肢選択式問題を合格レベルに持っていくまで判例集が必要なのかどうかについて、行政書士試験の学習検討してみましょう。

判例集に取り組むための時間が確保できるかどうか

行政書士試験の教材を用いた学習はどのようなものがあるでしょうか。パッと思いつくものについては次のような学習でしょうか。

①行政書士試験の基本テキストを用いた学習
②行政書士試験の過去問を用いた学習
③模試を用いた学習
④記述式問題集を用いた学習
⑤判例集を用いた学習
⑥行政書士試験六法を用いた学習

 

①から④については、行政書士試験を合格する上で必ず必要となるプロセスになります。過去問は言うまでもなく必須です。試験問題がどのようなものが出るか理解できていないと、対策できないからです。基本テキストは過去問の解説を理解できないところを補うために必要です。模試(※市販の模試で可)では3時間で全60題解き切る実力をつけなければいけません。そして、記述式の問題集を取り組まないと40字記述式問題を解き切る実力が身に付きません。

 私の場合は、②の過去問を用いた学習で「合格革命 行政書士 肢別過去問集」を何度も繰り返せば、本試験では全体で7割から8割解答できるようになります。過去30年分の1問1答の正誤を解説込みで覚えれば、法令科目の5肢選択式問題で選択肢を削れない問題はありません。ただし、全ての問題を選択肢を最後の1肢まで削れ切ることはできません。今まで出てことがないような細かい論点やマイナーな判例が出題されるので、そういう選択肢は絞り切れませんでしたので「合格革命 行政書士 肢別過去問集」を繰り返すことで法令科目の五肢択一式問題を7~8割得点できる段階までいけると思います。

 ただし、私自身最後まで「合格革命 行政書士 肢別過去問集」を何回も繰り返して学習しましたが、過去30年分の正誤を全て覚えれたかというと流石に無理です。むしろできる人のほうが稀だと思います。

 判例集を本格的に用いた学習をするとなると、「合格革命 行政書士 肢別過去問集」を周回する回数を減らすことになります。そうすると、本試験までに本来を7~8割取れていたはずだったのに、充分な周回を確保できなかったために、5~6割しか取れなかったという危険性もあります。ただし、判例を学習することは憲法や行政法で得点力を挙げるのに効果が期待できます。7~8割取れるのを9~10割に持っていくためには必要なプロセスであるといえるでしょう。

 多肢選択式問題については、五肢択一式問題を解けるようになればある程度解けるようになるといわれています。記述式問題については、一定の練習が必要になります。それこそ、記述式問題の問題集を周回して解けるようになっていきます。

 私は多肢選択式問題を本試験では、「6点」と大誤算でしたが、市販の模試では6~7割解答できていました。五肢択一式問題を解けるようになれば、ある程度解けるというのは間違いないですが、判例集で判例の流れのようなものを掴み切れなかったので、得点することができなかったと読み取ることもできます。判例集の学習を深めることで多肢選択式問題の得点率を9~10割に持っていくことができるでしょう。

 テキスト・過去問・記述式問題集を周回すれば、合格ラインに届くことができます。ただし判例集併用した状態で合格ラインに達することができたかどうかという点で当時を振り返ると6ヵ月という学習期間では難しかったと思います。

 したがって、判例集を用いなくても合格ラインに達することは可能であるが、高得点で合格するためには必要な教材と言えます。また、学習が中途半端になるのであれば、使用しない方が良いです。

行政書士試験:判例集の学習の優先順位

 行政書士試験で得点力を挙げるための学習の優先順位は次のようになるのではないでしょうか。

①過去問を何度も繰り返し正誤が分かるようにする
・1問1問の正誤が解ける段階までいけば、最終的には法令科目の五肢選択式問題を7~8割を得点することが可能
・細かい論点は対応できないため最後の1肢まで絞り切れない問題が時々出てくる程度まで実力を伸ばすことが可能と思われる。

②記述式の問題集を周回する
・1問1問の正誤が解ける段階まで実力が上がったとしても、40字程度にまとめ上げるには一定の練習が必要で、記述式の問題集を周回する必要がある。周回を重ねるにつれ、ある程度の記述ができるようになる。

③模試をある程度の回数を熟す。
・3時間で解き切る練習は必ず必要となる。解き切る実力を身につけることにより、得点が安定していく。

④判例集を用いてより深く理解する
・細かい論点等にも対応できるようになる。得点力を9~10割に持っていくためには必要なプロセスであるが、判例集はページ数も多いので相応の時間が掛かる。

時間も相応に掛かるので、優先順位を間違えると合格までにかかる学習時間は多くなる危険性があります。

まとめ

・判例集は行政書士試験の合格ラインに達するためには必ず必要ではない
・高得点を取るためのプロセスとしては、必要な教材だが優先順位を間違えると合格までの時間をより掛かるでしょう。

 判例集を実際に利用するかどうか参考になれば幸いです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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