一昔前は行政書士試験は簡単に合格できると言われている時期がありました。
しかし、平成18年度から新試験制度が出来ていこう行政書士試験は難関資格の一つですが、一昔前の流れのまま「簡単」という認識があるのもまた事実です
そこで、今回は「行政書士合格はすごい理由」を徹底分析します。
Contents
すごい理由①行政書士の合格率が10%前後、10人中の1人になれたのはすごい
行政書士試験の合格率は令和2年度は10.7%です。合格するためには上位10%まで実力をつけなければ合格することはできません。
数多くある国家資格の中でも上位10%程度しか合格できない試験というのは実は余り多くありません。
合格率が低い国家資格ランキングを作成しているサイトによると行政書士試験は第8位に入ります。
1位、不動産鑑定士
2位、司法書士
3位、司法試験予備試験
4位、公認会計士
5位、国家公務員(総合職)
6位、社会保険労務士
7位、土地家屋調査士
8位、行政書士
9位、弁理士
10位、1級建築士引用元:合格率が低い国家試験ランキング!日本の難関資格ベスト10 | 宅建取引士試験最短一発合格マニュアル! (takken1.net)
上記のとおり10人中1人しか合格できない試験というのは少ないものです。
・学校で例えると1クラスが40人であれば4人しか合格できません。
・就活で例えると10人で集団面接をした場合、1人しか通りません。
合格率10%を通過するというのは、それぐらい凄いことなのです。
なお、令和2年度が合格率が低かったわけではありません。
令和元年は11.5%、平成30年度は12.7%と合格率は低い水準です
すごい理由②学習継続できるのがすごい
行政書士試験に合格するまで必要な学習時間は600~1000時間と言われています。
学習を続けるということがすごいことなのです。社会人の平均学習時間について「平成28年社会生活基本調査」によると「1日6分」のようです。
社会人になるとやはり忙しいこともあり、学習時間の確保は難しいのです。
そんな中、社会人の平均学習時間を超える時間を確保し、合格に必要な時間まで学習を継続することができたというのはすごいことです。
とにかく社会人で学習継続することができることだけでもすごいことで、行政書士に合格するまで学習を継続することができたというのはもっとすごいことなのです。
すごい理由③業務独占資格を入手できることがすごい
業務独占資格とは、「資格を取得している人だけが業務を行える資格」のことです。
※他に名称独占資格、必置資格などあります。
行政書士の仕事は①官公署に提出する書類の作成業務、②権利義務に関する書類の作成業務、③事実証明に関する書類の作成業務などがあります。この業務は行政書士の資格を持っていないと仕事することができないのです。
周りができないことをできる権利が与えられる。すごいことです。
行政書士試験に合格してから「すごい」と言われた経験談
行政書士試験に合格したことを上司に報告したら「すごい」と言ってもらえた。
私は、日常的に行政書士試験の学習は職場でお昼休み中もしていました。合格発表があって、「行政書士試験どうだった?」と聞かれたときに「合格しました。」と伝えたときは「すごいじゃないか」とほめて貰えました。また難関試験であることを知ってくださって、尊敬できる上司に褒めて貰えてことはすごくうれしかったです。
転職活動で面接中に「すごい」と言ってもらえた
転職活動の面接の際「履歴書」を見て「行政書士持っているのすごいね」という言葉をいただいた経験もあります。例えば、『有名大学卒』という経歴を聞いた相手がそれだけで「あの大学に合格できるなんて凄い」と自高く評価してくれる効果を『後光効果』といいますが、行政書士試験の合格にもその『後光効果』があるみたいです。
実際に転職活動の際に2社受けましたが2社とも内定を戴けました。
結論=行政書士試験を合格するのはすごいこと。資格取得のメリットについて
下記の通り、行政書士試験に合格することはすごい理由について分析してきました。
それでは、実際に行政書士試験に合格することで得られるメリットについて紹介します。
メリットその1 自分に自信が持てるようなった
行政書士試験に独学で合格できた結果、自分に自信が持てるようになれます。
合格率10%前後の難関資格を突破した成功体験が、頑張ればなんとかなるというポジティブに思えるようになり自信が持てるようになりました。
私は学歴が専門学校卒業と高くありませんでしたが、合格できたことによって払拭することができました。
メリットその2 就職面接で有利になります
先ほど、「行政書士試験に合格してから「すごい」と言われた経験談」から面接の際に「すごいね」と言ってもらえました。そして実際に内定もいただきました。
「有名大学卒」と同じように「後光効果」があり、就職面接に少なからず有利になるようです。
まとめ
今回の記事では「行政書士試験を合格するのがすごい理由」と「資格取得後のメリット」について解説してきました。行政書士試験に合格することはすごいことなので、合格された方は自信をもって良いです。すごい反面、行政書士に合格するのはそれなりに難しいことなので、これから受験を検討される方は、それなりの覚悟を持って学習を始めたほうが良いです。
📝行政書士試験を合格するのすごい理由
・行政書士の合格率が10%前後、10人中の1人になれたのはすごい
・学習継続できるのがすごい
・業務独占資格を入手できることがすごい
📝行政書士試験の合格後のメリット
・自信が持てるようになる
・就職面接で有利になる。
行政書士試験に合格することはすごいことである反面、学習にはコツがあり、間違った学習を続けると合格が難しくなる試験です。
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